こんにちは、テリーです。
突然ですが、子犬の里親さんを探している方がおられます。
まずは下記詳細を読んでくださいませ。
【里親さん募集中】
◉犬種:パピヨン
◉性別:男の子
◉誕生日:2018年3月18日
◉成犬時のサイズ: 2kg前後
とても可愛いお顔をしているのですが、2つの障がいを持って生まれてきました。
1つめは・・・
口唇裂。
上の2枚目の写真を見ていただくと分かるかと思いますが、右唇から鼻にかけて少し切れています。
でも、この状態でも上手に食べることもできますし、生活上の問題はありません。
手術をすれば通常の外見と変わらなくなりますので、ご希望でしたらお迎え前にこちらで手術を済ませます。
もちろん、手術費用はこちらで負担します。
2つめは・・・
生まれながらに目が見えてないことです。
獣医さんに連れて行きましたが、正確な診断は生後3ヶ月にならないと出せないとのこと。
なので、光ぐらいは感じるのか、全く何も見えないのか、正確なことは現時点では分かりませんが、日々の様子を見ている限りでは、見えていないように思われます。
ただ、ワンちゃんは視覚だけに頼らず、嗅覚や聴覚などで十分動ける動物ですし、もし見えなければ他の感覚がそれを補うために更に発達するので、例え全盲であっても、人間が考えるほど悲惨ではなく、普段の生活は見えてるワンちゃんとそれほど変わりなくできます。
実際、今、うちの家の中では慣れているので、何かにぶつかるとか、危ないと感じることもありませんし、成長に伴って活発に動くようにもなっています。
注意を要する事としては・・・
◉ 体に触る前には必ず声をかけてあげる
◉ お部屋の床に物を散らかさない
◉ 初めての場所では抱っこしてあげる
そんな感じのちょっとした気配りは必要ですが、あとは普通に生活できます。
写真でも分かるように、瞳が白濁しているとか、絶えず眼球が動いているとか、そういう事もなく、とっても愛くるしい、可愛いおめめのイケメンくんです!
生まれてすぐの頃、ミルクの誤嚥で肺炎になりかけた時も、驚くほどの生命力を発揮して乗り越えた強い子です!!
だから、本当は手放したくないのです。
でも、我が家には他にもたくさんのワンちゃんや猫ちゃんがいて、そんな環境の中(動物社会)では生物的弱者はイジメの対象になってしまうので、苦渋の選択で里子に出そうと決心しました。
障がいはありますが、それもひとつの個性と受け止めて、落ち着いた環境の中で、一生、家族の一員として大切に、穏やかに育てていただけたらと祈るばかりです。
もっと詳しく聞きたい、分からない事がある、こんなところが不安だというようなことがありましたら、どんなことでもご質問ください。
可能な限りご説明させていただきます。
どうか宜しくお願いいたします。(飼主より)
お母さんも、なんと見目麗しいこと!
授乳後なのかしら?
下にチビちゃんもいますね (^^)
そして、こちらはオモチャで遊んでいるところを映した動画です。
もぉ〜 可愛すぎ〜!!
パピヨンの日常的なケアについても教えてもらいました。
パピヨンは、その外見の優雅さとは裏腹に、コートの手入れはそれほど大変ではありません。
毛質がシングルコートなので縺れにくく、ある程度まで伸びたら、それ以上長くならないので、ご自宅でパット(足裏)の間から伸びる毛のカットと爪切りができれば、プロのトリミングは不要です。
具体的には・・・
◉ 2〜3日に一度のブラッシング
◉ 3週間に一度ぐらいのシャンプー
◉ 爪切りと足裏の毛のカット
それぐらいです。
但し、換毛期が年に2回あって、その時期には毛がよく抜けます。
換毛期は古くなった毛が抜ける時期ですので、その時期(1週間程度です)だけは、毎日ブラッシングをしてあげてください。
カットやブラッシングについては、またお迎えの時に実際に見ていただきながらご説明させていただきます。
【お迎えについて 】
当方、大阪の守口市に住んでおります。
子犬は生後8週間までは母親の側で成長させてあげた方が良いので、この子のお迎えは5月19日以降が最適です。
但し、お口の手術をご希望でしたら、体重が1キロになるまでは施術不可ですので(5月1日現在630グラム)、もう少し先になります。
あと、これは私(テリー)からの補足情報ですが、調べてみたところ、パピヨンは元々は牧羊犬の流れをくんだ犬種らしいです。
牧羊犬で良く知られるのがボーダーコリーですが、犬の中では、このボーダーコリーの知能指数が一番高いんですよね。
牧羊犬は、牧場で放し飼いされている羊をとりまとめたり、移動させたりするのが仕事ですから、頭が良くないと務まりません。
ってことは、同様の血の入ったパピヨンも知能は高いでしょうから、きっとこの子もお利口さんで学習能力も高いはず。
ちなみに、ワンちゃんは本能的に人の感情を上手に読み取る動物です。
英語で、”Dog is man’s best friend” (犬は人間の一番の友)と言いますが、実際、霊的にも人間に一番近い存在なんですよ。
この子みたいに障がいのある子は普通以上に人間を必要とするし、その分、飼主さんとの絆は、きっと並以上に深いものになるでしょうね。
実は、私も大の犬好きファミリーに生まれ、幼い頃から私の側には必ずワンちゃんがいました。
カナダでも、シェパードやハスキーの大型犬から、中型犬のコッカースパニエルや小型犬のチワワミックスに至るまで、一度に全頭ではありませんが、歴代、たくさんの子たちのママとして、ワンちゃん達と暮らしてきました。
だから、今回この子の話を聞いた瞬間、うちの子になって欲しい!と思ったのですが、残念ながら、うちのマンションはペットが飼えない(;_;)
この際、思い切って引っ越そうかと、マジで物件探しまで考えましたが、住環境のみならず、仕事上、ひとりでお留守番させる時間が長くなるし、海外に出て長く留守にすることも多いので、やっぱり無理だと、泣く泣く諦めたんです(T_T)
動物を一時の衝動で飼い始めることほど罪なことはないし、こんな子だからこそ時間を惜しむことなく、たくさんのことを教えたり遊んだりしてあげたいし、できることならいつも側にいてあげたい、いや、いて欲しいですもん!
と、そんな事情でありまして・・・
どなたか里親さん志望の方おられましたら、ご質問等含め、どうぞお気軽に私にご連絡ください。
ウエブサイトのご予約ページ https://www.mediumterri.com/bookings より「お問合せメール」をご利用いただけましたら、私が責任を持って、飼い主さんと直接お話しいただけるようにいたしますので。
どうか、宜しくお願いします!