こんばんは、テリーです。
4月になった今日、ついに新元号が決まりました!
万葉集に詠まれている越冬後の梅にちなんで「令和」。
その名の通り、春の息吹のように穏やかでありながら、パワーと歓びに満ちた時代になるといいなぁ・・・
さて、前回の「正しておきたいこと」から少し時間が経ってしまいましたが、今夜も引き続き「ヒーリング」について書きたいと思います。
宜しくお付き合いくださいね。
ヒーリングをそのまま日本語に訳すと「癒し」ですが、日本語だろうと何語だろうと、「それって結局はナニ?」って方、きっと少なくないはず。
ヒーリングは、目に見える形の、例えば投薬みたいなダイレクトなやり方で心身の不調にアプローチするものではないだけに、実態が掴みにくいのは事実だと思います。
でも、その目に見えないところを無視しては、本当の意味での治癒も健康も有り得ないということを知るのが、ヒーリングを理解するための第一歩です。
ホリスティック(Holistic)という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
日本語では「三位一体」(さんみいったい)と言いますが、これは、私たちが「魂」を核にして「心」と「肉体」を持った統合的存在であること、そして、その在り方をトータルに捉えることを意味します。
魂は霊体(エネルギー)なので、この世では見えません。
だから、唯物的にしか物事を理解しようとしない方は「そんなものはない!」とおっしゃるかもしれません。
でも、そんなこと言ったら、心だって目に見えませんよね。
なのに、心を否定する人がいないのは何故?
心は自覚できるのに、魂はそれさえ不可能だから?
私たちが思いや感情をいだけるのは「心」があるからですが、その心だって魂があるからこそ宿るものであって、肉体に付随しているわけではないのですよ。
物理的に例えるならば、魂は土台です。
そして、肉体はその上に建っている家で、その家でどんな風に暮らすかを考えるのが心。
さしずめ、そんな風に考えてもらうと解りやすいかもですね。
土台は家の下に隠れて見えませんが、土台がなければ何も建てられませんし、土台が不安定なら、家の構造に不具合が生じてしまいます。
私たちの在り方も、これと何ら変わりません。
だから、魂を差し引いて、目視可能な肉体と、かろうじて自覚可能な心(精神)だけにスポットを当てるだけでは片手落ち、いや、本末転倒なのです。
私自身は、ヒーリング(但し、「スピリチュアルヒーリング」に関してですが)は、単なる心身の不調を改善するためだけの手立てではなく、我々の存在性を本質的なレベルから目覚めさせてくれる手段だと感じています。
これについては、更に深く掘り下げてお話しする必要がありますので、続きは次回ということにしておきますね。
花冷えで、また気温が下がっています。
どうぞ皆さま温かくしてお休みください。
Sweet dreams...❤️