おはようございます。テリーです。
秋の長雨が続いていますね…
そして、また台風の影響も。
万全を期して体調の管理と安全を心がけましょう。
さて、それでは今月もお花のカードを使ったメッセージをお伝えしますね。
今回は、アイリス(和名:アヤメ)です。
アイリスはフレンドシップを象徴する花です。
「友」は、私たちに信頼・希望・知恵などの豊かさをもたらしてくれる存在であることを教えてくれています。
また、この花は「三位一体」(からだ・こころ・たましいの統合と全体性)を意味するフランスの紋章 "Fleur-de-lis"(フルール・ド・リス)の原型でもあります。
様々な体験を共有し共に成長する「友」と呼べる人たちの存在は、私たちには欠かせないものです。
誰とでもすぐに仲良くなれる人もいれば、親しくなれるまでに時間がかかる人もいますが、皆さんにも、気負いなく心が開ける「無二の親友」と呼べるお友達がいますか?
広く浅く、たくさんの人と交流も持って世界を広げることも良いけれど、少数でも、本当に気のおけない友達と深く関わることも大切です。
お友達とはいつもハッピーな時間を共有していたいと思うのが人の常でしょう。
だけど、現実は、必ずしもそうとは限りません。
お互いの心や状況の変化などで、上手くいっていたはずの関係にさざ波が立ってしまったり、思いがけない形で亀裂が入ってしまうこともあります。
◯◯ちゃんとは、ずっとずっと仲良しで、ソウルメイトだと思っていたのに、こんな酷い仕打ちをされるなんて!
そういうシチュエーションに遭遇することだってあるかも知れない。
ちなみに、深い縁を感じる相手とは過去世における関係性が現世にも繋がっているケースが多いのですが、よく皆さんが耳にする「ソウルメイト」については誤解されている部分が少なくありません。
ソウルメイト=たましいの深いレベルで繋がっている者同士という解釈は正しいのですが、私たちの人生がたましいの学びを目的にしている以上、良いことずくめの一生はあり得ません。
人生には、自分一人では学べないことがたくさんあります。
だから私たちには人間関係が不可欠で、人と人との関わりの中で切磋琢磨を繰り返しながら成長していくのです。
人間関係の質は様々ですが、必ずしも良好なことばかりではありません。
なぜなら、苦しいことを通じての方が、私たちのたましいがたくさんのことを学べるから。
なので、ソウルメイトというのはバラ色の関係性を意味するのではなく、むしろ、自分に課題を与え、ライフレッスンの機会をくれる、そんな関係にある人こそが本当のソウルメイトだってこともあるんです。
友達の域を超えた関係の、例えばパートナーなど、自分の人生に深く長く関わる相手にも同じことが言えます。
ソウルメイトは赤い糸で結ばれた者同士で、そんな人と出会えれば幸福な生涯を共にできると思われがちですが、深い関係性にあればあるほど、学びが得られるに必要な協力を惜しまない相手でもあります。
なので、あなたに苦労をもたらすことを使命としているソウルメイトであれば、手痛い仕打ちをされたり、苦境に立たされることをやむなくされることだってあるのです。
言うまでもなく、人間関係は、相手があってはじめて成立するものです。
ですから、自分の都合や采配だけではどうしようもないことがあるのは当たり前。
どんなに近い関係にある人だって、その人は、その人なりの人生を全うしようとしているのですから、こちらの都合で相手の人となりを変えることもできません。
相手がある以上、その人の存在が一喜一憂の原因になることも避けがたい訳ですが、相手の動向が、例え自分の意に介さないものであっても、相手に惑わされたり振り回されたりしないで済むような、確かな自分を作ることが大切です。
お互いが、持つべき責任をしっかり持って、ベストを提供し合える者同士でいられるからこそ、その人との関係性が正しい方向へと進み、健全な関係性の中で必要な学びを互いに共有できる。
それが理想的なフレンドシップやパートナーシップの形です。
そのポイントを常に心に留めて、素敵な人間関係をエンジョイしつつ、益々豊かな人生をエンジョイしましょう!
Keep smiling, and enjoy your beautiful life 💕