こんばんは。テリーです。
今日も初夏のようでしたね。
急激な気温の変化に、いったい何を着たらいいの?と迷うことが日課になっています。
さて、そんな明るい日差しの中、今日はスピリット・コミュニケーションをご希望のクライアントさんが続きました。
お一人は、遠方から高速バスでお越しくださって、若くして亡くなられた息子さんとの交信をサポートさせていただきました。
お子さんを亡くされたお母さんへのセッションは、私も胸にグッと迫るものを感じてしまいます。
昔から、親より先に逝くことほど親不孝なことはないと言うように、子が親を見送るのは当たり前ですが、その逆は、例えそれがどんな状況であっても、本当に辛く悲しいことです。
今日のその遠方からの方も、本当にお辛そうでした。
スピリットコミュニケーションは、交信の対象となる方が来ておられるかどうかを確認するため、まず、その方の特徴、例えば年齢・人となり・生前のご様子など、そのご本人が「自分は誰だ」ということがわかるように私に教えてくださることをお伝えすることからスタートします。
今日のそのセッションでも、息子さんが来ておられる証明(エヴィデンス)のために、息子さんの人となりやご生前のこと、そして今でも家族の様子を見ているということがわかるような事(例えば、毎日のお母さんの通勤時の様子や、お家の中での出来事など)、そして今、霊界でどのように暮らしているかなど、息子さんが私に見せたり話したりしてくださる内容を色々お伝えしました。
ですが、悲しみの中におられるお母さんは、エヴィデンスの情報が事実であることは認めても尚、「本当に来てくれてるんですか? 私には分からないし、何も感じられません 」と涙しておられて・・・
出来ることなら、私が見ているこの息子さんの姿や様子を形にして見せてあげたい! 聞こえている声を、お母さんにも聞いてもらいたい!と、切ない気がしてなりませんでした。
残念ながら、ミディアムが霊視や霊聴でキャッチする情報は、通常私たちが物理的に見たり聞いたりしているのとは違う、エネルギー的なものなので、それをそのまま形や音にすることは不可能です。
入ってくる情報、例えば、その方の感情や言葉などもテレパシーでキャッチするので、一瞬にしてたくさんのことが伝わって来たりもします。
あなたが何かを思う時、それを言葉にすると長くなるようなことでも、心の中の思いはもっと短時間(ほとんど一瞬の間)に湧き上がって、それでもあなたはちゃんと、その思いを理解していますよね?
霊的な情報のキャッチの仕方もそれと同じような感じです。
だから、私が霊的なレベルで見聞きすること・感じることを言葉でしか表現できないことはとても歯がゆいですが、でも、エヴィデンスとしてお伝えすることが事実だと認識できるのなら、それは紛れもない事実。
自分の命に変えても守りたい人を早々と見送るのは、とても悲しいことです。
でも、霊界へと移行したご本人は、この世に残された人たちが、悲しみの中で暗澹としていることを喜ばしいとは絶対に思いません。
悲しみを乗り越えるには時間がかかりますが、でも諦めずに、少しずつで構いませんから、明るい気持ちでいられるよう、努力はしてあげてください。
死とはいったい何なのか?
霊界に移行するときはどんな風なのか?
霊界に行ったらどうなるのか?
霊界に行って寂しくないのか?
霊界の暮らしがどんなものなのか?
そういった様々な疑問や謎を解いて、霊界の真実を正しく理解することも、悲しみを乗り越えるための大きな一助となります。
霊的真理に関する本もたくさん出版されていますし、ネットでも同様の情報はたくさん見つかるはずです。
但し、活字になっているからと言って全てが正しい訳ではありません。
いまだに、迷信や誤解が氾濫しているのも悲しい現実ですから、その辺は気をつけてください。
私のスピリットコミュニケーションのセッションでは、時間の許す限りではありますが、その辺のところもご理解いただけるようお話をさせていただくことも多いです。
霊界のご当人とのコミュニケーションだけでなく、霊的な事で分からないことがあれば、何なりと尋ねていただいて結構です。
私に答えられることなら、ご説明させていただきますので。
今、悲しみの中にある方に、1日も早く明るい日々が戻りますことを心から祈りつつ・・・。
おやすみなさい。