こんばんは、テリーです。
依然、新型コロナウィルスで落ち着かない毎日が続いています。
感染者は、まだ爆発的ではないにしろ、毎日増加し続けていますし、大阪・兵庫間に関しては、不要不急な往来を引き続き自粛する必要があるとのこと。
ヨーロッパや北米では、多くの国や地域が完全封鎖で生活必需品の買物以外の外出を禁じている様子。
日本もうっかり気を緩めて感染率が悪化し始めると、同様の措置を取らざるを得ない状況にもなりかねません。
「自分だけは大丈夫」という意識は今や通用しない状態だと心して、各自くれぐれも責任ある行動を取るよう心がけましょう!
それにしても、今まで当たり前に出来ていたことが出来なくなると、本当にストレスレベルが上がりますよね。
今、私たちが置かれている状況は予想だにしない今までに経験のないものだけに不安や心配で、どうしてもネガティブな方向に心が向いてしまうという方も多いのではないでしょうか。
心が不安定になると肉体も影響を受けて免疫力の低下にもつながりますので、自身の精神的ストレスを緩和する方法を見つけることもとても大切です。
その一つとしてオススメなのが〈瞑想〉です。
最近は、マインドフルネス瞑想などが知られるようになり、瞑想の有効性への理解も広まっています。
ただ、瞑想が良いことは分かっていても、どうも集中できないとか、どうしても雑念がわいてしまって上手くできないと言う方も多いですね。
そういう方は、瞑想を難しく考え過ぎなのかも。
一口に瞑想と言っても色々あって、何を目的にするかで行い方も異なります。
例えば、チャクラのバランスを整えたり、セルフヒーリングを目的にしたり、ガイドスピリット(指導霊)や宇宙と繋がったりするものもあったりします。
ちなみに、ミディアムに関しては、自身の魂のパワーを高めて霊界のパワーと融合する "Sit in the Power" を日常的に行うのですが、私はこれを「魂の筋トレ」と呼んでいます(笑)
私がお勧めしたいのは(特にあまり瞑想に馴染みがない方には)、自分の呼吸にだけ意識を集中して内静とリラックスを図る方法です。
簡単なので、是非試してみてください。
まず、落ち着ける場所に座りましょう。
座禅スタイルで床に座っても良いですし、椅子に座っても構いません。
椅子の場合には、リクライニング(背もたれが倒れるもの)は避けて、背もたれに背中をあずけても真っ直ぐ背筋を伸ばして座れるもの(例えば、ダイニングチェアなど)にしてください。
テレビは消して、音楽があった方が良ければ、心が安らぐ音質のもの(いわゆるヒーリングミュージックの類)にしましょう。
ヒーリングミュージックも色々ありますが、YouTubeなどで検索すると沢山出てきますので、実際に聴いてみて自分好みのものをチョイスすると良いです。
日当たりや照明、そして室温も、落ち着いて座っていられるよう調整してください。
途中で電話やスマホなどが鳴らないようにしておくことも忘れずに。
まずは、背筋を伸ばして、顔を真っ直ぐ正面に向けて座ります。
椅子に座る場合には、両膝の間を少し開いて、足裏の全体がしっかり床に付いているかどうか確認しましょう。
足裏が浮いてしまうようなら、座布団かクッションを足の下に敷くと良いです。
両手は、手の平を上にして膝の上に楽に置きます。
準備が整ったら軽く目を閉じて、最初に数回、深呼吸をします。
まず、体に溜まっている空気を吐き出すと同時に、不要なもの(ネガティブなエネルギー)を排出するつもりで、ゆっくりと口から「はー」っと息を吐いてください。
この時、口は開きすぎないように。唇を自然に緩めるような感じです。
「ふー」っと吐くと口の周りの筋肉が緊張した状態になりますので、必ず「はー」で吐きます。
息を吐ききったら、今度は鼻から、胸とお腹が膨らむまでゆっくり・しっかりと空気を吸い込んで、ポジティブなエネルギーで自分を満たしましょう。
そして、また口から「はー」っと吐き出します。
吐く時は、不要な思考や感情と共にネガティブなエネルギーを排出して、吸う時には新鮮な空気とポジティブなエネルギーで自分を満たす。そんな風にイメージしてみてください。
この一連の呼吸を数回繰り返しながら、全身の力を抜いていきます。
精神的ストレスや常に考え事をして頭(脳)が疲れていると感じる方は、息を吐きながら、胸や頭の緊張感をほぐしてあげましょう。
身体のどこかに不調(痛みやコリなど)がある場合には、その部位に意識を置いて、吐く息と共にその箇所の緊張を解きながら「大丈夫。楽になりました。」と自分に言ってあげる(声は出さずに心に語りかける)と良いですよ。
全身の緊張感がほどけたら、自分にとって楽なリズムで自然に呼吸します。
但し、自然呼吸に戻しても、自分の吐く息・吸う息の一回一回に意識を置いて、〈今、ここで呼吸をしている『自分』〉をしっかり感じてください。
雑念がわいてきても慌てずに。
「今は考えなくても大丈夫」と自分に言い聞かせて、また呼吸に意識を戻して集中します。
この要領で呼吸をしばらく続けていると、心も体も落ち着いて、内側から温かさを感じてきます。
手足などにピリピリした感覚や、何かが体に触れているような感触を覚えることもありますが、心配しなくて大丈夫ですので、その感覚を楽しむようなつもりで、ゆったりと呼吸を続けてリラックスしていてください。
この瞑想は、長時間しなければならないというものではありません。
5分でも10分でも良いですから、気持ちよくリラックスしていられる間、自分の呼吸にだけ意識を置いていましょう。
終了のタイミングは、自分で「もういい」と思う時でOK(タイマーをかけたりする必要はありません)。
慌てずに、呼吸している自分の肉体に意識を戻しながら、準備ができたらゆっくりと目を開けます。
終了後、少しお水を飲むとスッキリします。
お水は、冷たいものは内臓に負担がかかりますので、氷はNG。
常温か白湯(さゆ)にしましょう。
頻度に関しては、できる時・したいと思う時に行えば良いですが、心身のバランスを整えるためには、日々の生活の中で習慣的に行うことで上手にできるようになりますし、効果も実感しやすいです。
また、この方法に慣れると、何か急激なストレスを感じたりの咄嗟の時にでも、自分の呼吸を意識するだけで心を落ち着かせたり、緊張をほぐすことで身体的不調の緩和をサポートしたりもできるようになるので便利ですよ。
どうか皆さまの毎日が健やかでありますように🙏❤️
〈注〉当記事に掲載する瞑想はあくまでリラクゼーションを促す方法の一つであり、病気や症状の治療を目的としたものではありません。