Live Love Laugh, Sincerely.

スピリチュアリストミディアムのテリーが綴るブログです。

映画「リーディング」

先日、久し振りに映画を観に行って来ました。

 

officetetsushiratori.com

 

スピリチュアルなことやヒーリング等に携わっている方ならご存知だと思いますが、エドガー・ケイシー(Edgar Cayce, 1877-1945)は、ホリスティック医学の原点といわれる存在の人。

催眠状態に入ると相手がどこにいても、その肉体を透視し、病気の原因やその治療法を的確に述べることができ、それが「リーディング」と呼ばれています。

 

かたや、監督の白鳥哲氏は、重篤な脳腫瘍で余命わずかだったところを自らの祈りのパワーで克服したという貴重な体験の持ち主。

そのことから2012年には、「祈り 〜サムシンググレートとの対話〜」という映画も作っておられます。

「祈り」も5年ほど前に観ましたが、秀作でした。

 

www.inori-2012.sakura.ne.jp

 

今回の映画「リーディング」では、単に病気治療に関することだけではなく、私たちの存在が何であるか、そして何のために生きるのかという深いテーマが根本になっていて、エドガー・ケイシーのリーディングによる「過去世」や「カルマ」への理解などにも話は及びます。

 

わたし個人としては、ホリスティック全般やスピリチュアル的観点からの話に関しては、正直「へぇ〜そうだったの!?  知らなかった〜!」みたいなことは無かったのですが、疥癬(かいせん)やアトピーなどの皮膚疾患にナス科の食物はNGだとか、脊髄の歪みが精神疾患うつ病統合失調症など)の大きな原因の一つだということを新たに学んだ機会となりました。

 

脊髄の歪みに関しては、スピリチュアリティやミディアムシップを科学的理解をもとに見ても、非常に理にかなったポイントだと頷けます。

私たちは「魂が本質」ですから、誰でも必ず霊界の関与(ガイドスピリットのサポート)を受けてこの世に存在しているのですが、その霊界の関与の受け取り状態に大きく関わっているのが、実は「脳」なのです。

映画の中でもそのあたりの説明は出てきますし、ここでその説明をすると長くなるので控えますが、脳の中でも特に重要な内分泌器の一つが「松果体」で、松果体の位置は脊髄の上部(頚椎)に近いですから、その仕組みが歪んでいれば、当然その機能にも影響します。

 

実は、偶然にもこの3月にAFCで「ミディアムシップと松果体の関係性」について講義を受けたばかり。

言うまでもなく、ミディアムシップも霊界の関与なしには有り得ないですから、ミディアムにとっても松果体の役割はとても重要です。

そんなこんなで、今回「リーディング」を観ていて、点在していた知識が線に繋がって腑に落ちた感がありました(^^)v

 

というわけで、映画「リーディング」。

様々な病を実際にエドガー・ケイシーの遺したリーディングの治療法の実践によって克服した方々のお話も出てきますし、ご興味のある方は是非観にいらしてください!

 

但し、一般劇場では公開されておらず、関西だと大阪の十三にある「シアター・セブン」でのみ、それも日にちと時間が非常に限られての上映ですので、必ず事前に上映日時を確認してから行ってくださいね。

www.theater-seven.com

① スピリチュアルアート by Lizzy

こんにちは、テリーです。

 

遂に梅雨がやって来ましたね〜

しばらくはジメジメ・ムシムシが続きそう(ーー;)

 

ジー滞在中は、まだカラッとしていて助かりました。

日本の蒸し暑さを辛く感じる海外の方、多いですからね。

 

さて、そのリジーですが、今回の初来日では

・個人セッション

・公開霊視

・ミディアミステイック ペインティング

・ワークショップ(2種)

と、盛りだくさんのセッションを精力的に提供していただきました。

 

個人セッションはプライベートなものなのでリポートは控えさせていただきますが、皆さん、それぞれに非常に意義深いセッションだったと喜んでいただけて、リジーも私も大変嬉しく思っています。

 

多くの方にたくさんの感動と様々な気づきを受け取っていただけたのが公開霊視。

今日は、まずその公開霊視の様子についてお伝えしたいと思います。

 

この日は、15名の方がご参加くださり、リジーと私を加えて計17名が一堂に会しました。

公開霊視は初体験の方も多く、まずは私がリジーに代わって、参加者の皆さんへの留意事項をお伝えすることからスタート。

その間、リジーは自身の状態を整えながらスタンバイし、準備が整ったところでボードにセットした大判画用紙の前に立ち、エネルギーを感じながら描き始めます。

 

ところで、私も今回初めて知って驚いたのですが、なんとリジーはスピリットを視覚的にとらえること(クレヤボヤンス=霊視)はできないんです。

なので、彼女が描くスピリットさん達の絵は、あくまでも彼女の体感的霊能力(クレアセンティエンス)が主体で、見えるものを描写するのではなく、感覚的に捉えたものを霊界のパワーと一体になって絵にする。

感覚的なものを描くってどういうこと?と思われるでしょうが、つまりは自動書記の要領ですね。

ですから、描かれた方が似顔絵のようにソックリというわけではない場合もあるのですが、その方独特の雰囲気や特徴はしっかりと表現されるので、ちゃんとどなたなのかを認識することができるのです。

 

今回の公開霊視で描かれた絵は全部で5枚。

もちろん、いずれもお亡くなりになって霊界の住人となられた方々です。

そのどれもが絵とメッセージの内容共にとても素晴らしかったのですが、その内のお一人がこちら。

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姫路からご参加の方の母方のお祖父様で、生前はご夫婦で自然を愛し、農作業に勤しんでおられた方でした。

言葉で伝えられたことの全てが描かれているわけではないのですが、奥様(お祖母様)が農作業の際に被っておられた麦わら帽子の形状や、周辺の景色なども特定化(それがどなたで、どの参加者さんに関係しておられるかを確かめる手がかり)の大きなポイントとなりました。

 

また、お顔の左側に描かれているのは桜の木なのですが、お住いの周辺に桜の木があったことに加えて、これにはもう一つ大切な意味があったのです。 

 

この参加者さん宅の愛犬がつい最近亡くなったそうなのですが、なんと、そのワンちゃんの名前が「サクラ」ちゃん。

そして、愛犬を亡くして心痛冷めやらぬ参加者さんとお母様(この絵のお祖父様の娘さんに当たる方)へ、

「サクラのことは、こちらでちゃんと面倒をみているから安心しなさい」

というメッセージが、この桜の木と共にお祖父様から届けられたのでした。

 

一本の桜の木が、そんな風にダブルの意味を持っていたのにはオドロキ!

これぞ正に「霊界の叡智」です!!

 

この他にも、幼くして亡くなった息子さんからのメッセージを受け取った参加者さんには、その息子さんのお顔だけでなく、生前よくオモチャにして遊んでいた鍵が描き出されたり・・・

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ご親友を若くして亡くされた方には、そのお友達が納棺された時のウエディングドレス姿で描き出されたり・・・

と、たくさんの愛と感動の中で、アッという間に2時間が過ぎて行きました。

 

ちなみに、私はこの間ずっと通訳を務めていたので、特にミディアムとしての意識を霊界に運んでいたつもりはなかったのですが、それでも不思議なことに、リジーが何を伝えたいのかが同時に分かる状態にあって、その結果、ほぼ同時通訳になっていたのも面白い現象でした。

 

そして、公開霊視終了後にご参加の皆さんと一緒に撮った写真には、たくさんのオーブが写っていたのも嬉しい出来事でした。

全員に霊界からメッセージが届いたわけではありませんが、それでもたくさんの方(魂)が私たちのそばに来てくださっていたことが分かりますね。

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以上、リジーのスピリチュアルアートによる公開霊視のリポートでした。

他のセッションについても、少しずつ順を追ってお知らせして行きますね〜❤️

ありがとうございました!

こんばんは、テリーです。

 

20日(日)は、スピリチュアルアーティストのリジーフォーレスターの初来日特別セッション最終日でした。

計5日間に渡る個人セッションとワークショップには、たくさんの方にお越しいただき、本当に有難うございました。

ジーも私も感謝でいっぱいです。

 

個人セッションのキャンセル待ちをしておられた方々にはご希望に沿えず申し訳ありませんでしたが、是非また次の機会を楽しみにしていてくださいね。

 

ジーは昨日の朝、大阪伊丹空港より東京へ。

現在六本木で行われている東京国際アートフェアに出展後、明後日の27日にはスペインへの帰途につきます。

 

東京におられる方、もし宜しければリジーに会いにいらしてください。

彼女の絵のパワーは、本当にスゴイですよ!

www.tokyoartfair.com

 

尚、今回のリジーによるセッションの様子は、後日改めてご報告しますね。

お楽しみに ♪

里親さん決定!

こんばんは。

取り急ぎのお知らせです。

 

先日お伝えしたワンちゃんの件。

お陰さまで、里親さんが決まったそうです。

情報拡散にご協力くださった方々、ほんとに有難うございました!

 

可愛いイケメンわんちゃんに幸あれ!!

Welcome to Japan, Lizzy!

スピリチュアルアーティストのリジーが、本日無事に到着しました!

昨日までニューヨークで絵画エキジビションに出展参加していた彼女。

11日から始まる特別セッションに備えて、長旅と時差の疲れを癒すため、まずはゆっくりリラックスしてもらいま〜す(^_^)

 

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里親さん募集中!

こんにちは、テリーです。

 

突然ですが、子犬の里親さんを探している方がおられます。

まずは下記詳細を読んでくださいませ。

 

【里親さん募集中】

◉犬種:パピヨン
◉性別:男の子 
◉誕生日:2018年3月18日
◉成犬時のサイズ: 2kg前後

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とても可愛いお顔をしているのですが、2つの障がいを持って生まれてきました。

 

1つめは・・・ 

口唇裂。

上の2枚目の写真を見ていただくと分かるかと思いますが、右唇から鼻にかけて少し切れています。

でも、この状態でも上手に食べることもできますし、生活上の問題はありません。

手術をすれば通常の外見と変わらなくなりますので、ご希望でしたらお迎え前にこちらで手術を済ませます。

もちろん、手術費用はこちらで負担します。

 

2つめは・・・

生まれながらに目が見えてないことです。

獣医さんに連れて行きましたが、正確な診断は生後3ヶ月にならないと出せないとのこと。

なので、光ぐらいは感じるのか、全く何も見えないのか、正確なことは現時点では分かりませんが、日々の様子を見ている限りでは、見えていないように思われます。

 

ただ、ワンちゃんは視覚だけに頼らず、嗅覚や聴覚などで十分動ける動物ですし、もし見えなければ他の感覚がそれを補うために更に発達するので、例え全盲であっても、人間が考えるほど悲惨ではなく、普段の生活は見えてるワンちゃんとそれほど変わりなくできます。

実際、今、うちの家の中では慣れているので、何かにぶつかるとか、危ないと感じることもありませんし、成長に伴って活発に動くようにもなっています。

 

注意を要する事としては・・・

◉ 体に触る前には必ず声をかけてあげる
◉ お部屋の床に物を散らかさない
◉ 初めての場所では抱っこしてあげる

そんな感じのちょっとした気配りは必要ですが、あとは普通に生活できます。

 

写真でも分かるように、瞳が白濁しているとか、絶えず眼球が動いているとか、そういう事もなく、とっても愛くるしい、可愛いおめめのイケメンくんです!

生まれてすぐの頃、ミルクの誤嚥で肺炎になりかけた時も、驚くほどの生命力を発揮して乗り越えた強い子です!!

 

だから、本当は手放したくないのです。

でも、我が家には他にもたくさんのワンちゃんや猫ちゃんがいて、そんな環境の中(動物社会)では生物的弱者はイジメの対象になってしまうので、苦渋の選択で里子に出そうと決心しました。

障がいはありますが、それもひとつの個性と受け止めて、落ち着いた環境の中で、一生、家族の一員として大切に、穏やかに育てていただけたらと祈るばかりです。

 

もっと詳しく聞きたい、分からない事がある、こんなところが不安だというようなことがありましたら、どんなことでもご質問ください。

可能な限りご説明させていただきます。

どうか宜しくお願いいたします。(飼主より)

 

お母さんも、なんと見目麗しいこと!

授乳後なのかしら?

下にチビちゃんもいますね (^^)

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そして、こちらはオモチャで遊んでいるところを映した動画です。

もぉ〜 可愛すぎ〜!!


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パピヨンの日常的なケアについても教えてもらいました。

 

パピヨンは、その外見の優雅さとは裏腹に、コートの手入れはそれほど大変ではありません。

毛質がシングルコートなので縺れにくく、ある程度まで伸びたら、それ以上長くならないので、ご自宅でパット(足裏)の間から伸びる毛のカットと爪切りができれば、プロのトリミングは不要です。


具体的には・・・

◉ 2〜3日に一度のブラッシング

◉ 3週間に一度ぐらいのシャンプー

◉ 爪切りと足裏の毛のカット

それぐらいです。

 

但し、換毛期が年に2回あって、その時期には毛がよく抜けます。

換毛期は古くなった毛が抜ける時期ですので、その時期(1週間程度です)だけは、毎日ブラッシングをしてあげてください。

 

カットやブラッシングについては、またお迎えの時に実際に見ていただきながらご説明させていただきます。

 

【お迎えについて 】

当方、大阪の守口市に住んでおります。

子犬は生後8週間までは母親の側で成長させてあげた方が良いので、この子のお迎えは5月19日以降が最適です。

但し、お口の手術をご希望でしたら、体重が1キロになるまでは施術不可ですので(5月1日現在630グラム)、もう少し先になります。

 

あと、これは私(テリー)からの補足情報ですが、調べてみたところ、パピヨンは元々は牧羊犬の流れをくんだ犬種らしいです。

牧羊犬で良く知られるのがボーダーコリーですが、犬の中では、このボーダーコリーの知能指数が一番高いんですよね。

牧羊犬は、牧場で放し飼いされている羊をとりまとめたり、移動させたりするのが仕事ですから、頭が良くないと務まりません。

ってことは、同様の血の入ったパピヨンも知能は高いでしょうから、きっとこの子もお利口さんで学習能力も高いはず。

 

ちなみに、ワンちゃんは本能的に人の感情を上手に読み取る動物です。

英語で、”Dog is man’s best friend” (犬は人間の一番の友)と言いますが、実際、霊的にも人間に一番近い存在なんですよ。

 

この子みたいに障がいのある子は普通以上に人間を必要とするし、その分、飼主さんとの絆は、きっと並以上に深いものになるでしょうね。

 

実は、私も大の犬好きファミリーに生まれ、幼い頃から私の側には必ずワンちゃんがいました。

カナダでも、シェパードやハスキーの大型犬から、中型犬のコッカースパニエルや小型犬のチワワミックスに至るまで、一度に全頭ではありませんが、歴代、たくさんの子たちのママとして、ワンちゃん達と暮らしてきました。

だから、今回この子の話を聞いた瞬間、うちの子になって欲しい!と思ったのですが、残念ながら、うちのマンションはペットが飼えない(;_;)

この際、思い切って引っ越そうかと、マジで物件探しまで考えましたが、住環境のみならず、仕事上、ひとりでお留守番させる時間が長くなるし、海外に出て長く留守にすることも多いので、やっぱり無理だと、泣く泣く諦めたんです(T_T)

動物を一時の衝動で飼い始めることほど罪なことはないし、こんな子だからこそ時間を惜しむことなく、たくさんのことを教えたり遊んだりしてあげたいし、できることならいつも側にいてあげたい、いや、いて欲しいですもん!

 

と、そんな事情でありまして・・・ 

どなたか里親さん志望の方おられましたら、ご質問等含め、どうぞお気軽に私にご連絡ください。

ウエブサイトのご予約ページ https://www.mediumterri.com/bookings より「お問合せメール」をご利用いただけましたら、私が責任を持って、飼い主さんと直接お話しいただけるようにいたしますので。

どうか、宜しくお願いします!

 

愛のムチです!

こんにちは、テリーです。

 

先日、初めて「スピリチュアルガイダンス」の個人セッションを受けに来られた方。

セッションを始めた途端、職場の愚痴と上司の悪口をまくし立て、それが終わったら私をじっと見据えて、「どうしたらいいですか?」とおっしゃいました。

 

ミディアムが何をする人間で、スピリチュアルリーディングが何を目的としたものであるかが分かっておられないことは明らかです。

 

ちなみに、後に判明した事ですが、「私はそもそも霊界のことなど信じていない!」とおっしゃる始末。

だったら、なぜミディアムに会いたいと思ったんでしょう?

 

案の定、私は霊界からの関与を感じ取ることはできず、始まって数分後にその旨ご説明してお帰りいただこうと思ったのですが、それも、その方にとっては納得がいかない様子。

なので、我々人間が存在する理由と意味、霊界との関係性のお話、そして、「自分を中心にするのではなく、一度、相手の立場になって考えてみては?」とアドバイスをしてセッションを終えさせていただきました。

 

ところが、その翌日、その方から「どういう風に言えば、私にどんなガイドさんがついているのか見てもらえたんでしょう?」というご質問のメールが届いたのです。

霊界を信じていないのに、ガイドさんのことが知りたいというのもおかしな話ですよね。

 

ちなみに、スピリチュアルリーディングのセッションは、霊界の意思を尊重して行うべきものですので、例え霊界を信じていても、必ずこちらの希望や要求どおりに進むとは限りませんし、毎回どなたに行うセッションも同じパターンだとも限りません。

 

このブログを読んでくださっている方々の中にも、何かしらの疑問をお持ちの方もおられるでしょう。

その方のメールは、掲載許可をお願いしてません(お願いするつもりもありません)のでご紹介できませんが、私からの返信だけでも、今後のご参考のため、差し支えのない内容のみ掲載させていただきたいと思います。

 

 

(前文省略) 

「どうすればガイドのことを見てもらえたのか?」というご質問ですが、昨日も申し上げた通り、ミディアムはあくまでこの世とあの世の間に立つ「仲介者」です。
それぞれ個人が何を必要としているのかを霊界は完璧に理解していて、どのような情報であれ、必要なことが必要に応じてもたらされますので、ミディアムはただそれに応じることしかできません。
 
個人が何か特定のことを知りたいと思っても、「それを知らせることが正しいことではない」、または「今はまだその時期ではない」、つまり「知らせないことがその個人にとっての学びである」と霊界が判断すれば、どんなにこちらが望んでも何の情報も与えられないこともあります。
 
ミディアムは、当たるも八卦当たらぬも八卦の占い師ではありません。
当然のことながら、クライアントさんに喜んでもらうために適当なことを言ったり、情報を捏造することも絶対に許されない立場です。
 
(一部省略)
 
人間の本質は魂です。
魂は、感情や思考を駆使しながら地球上で様々な体験を通じて成長・向上するために、自分の意思でこの世に生まれてきます。
 
地球(物質界)で暮らすには「形」となって個別化する必要がありますから、肉体はそのための、言ってみれば「容器」(魂が入って暮らせる容れ物)です。
 
そして肉体は、やがてその時期が来れば消滅します。それが「死」の正体です。
 
でも、魂はなくなることはありません。
なぜなら、魂はエネルギーであり、エネルギーは何をもっても消滅・変化し得ないものだからです。
ですから、肉体から出た魂は、必然的にまた霊界へと帰ります。
死を「帰天」と表現するのは、そのためです。
 
死後の世界や魂の永続性(すなわち「霊界」の実存性)を信じるか否かは個々の自由です。
でも、エネルギーの不変性と永続性については、科学でも証明されている「法則」です。
 
私たちには、誰一人として例外なく、個々に選択の自由とその権利が与えられていると同時に、それに伴う全ての責任を負って生きることが課されています。
これも法則ですから、我々がどうこうできるものではありません。
 
ですから、私たちには必ずガイドスピリットと呼ばれる存在が見守り・サポート役として付いてくれてはいますが、個人の言動やどのような人生を送るかは全てその個人の選択と責任にかかっていて、いかなる状況であれ、ガイドがその個人の意思意向を差し置いて、その人を先導・誘導することはありません。
 
例えれば、ガイドは舞台の黒子のようなもの。
主役はあくまで舞台で役柄を演じる者であって、黒子はその役者を後ろで誠心誠意サポートしますが、決して前に出ることがないのと同じです。
 
昨日のセッションでは、ガイドさんは来てくださいませんでしたが、その理由は私にはわかりません。
現在の〇〇様にとって、どのようなガイドさんがついておられるのかを知る必要はないと霊界が判断したのだろうとしか申し上げられないのです。
 
しかしながら、物事は全て必然であり、事の良し悪しや大小に関わらず、どんなに些細な事であったとしても、起こったことには意味があり、決して無駄になることがないのは事実です。
 
どうか今回の経験を、いかなる形であるにせよ、この先の〇〇様の人生に役立てていただけましたら幸いです。
 
(以下省略)
 
 
 
実際のところ、年末年始のスペシャルセッションで、ガイドさんを重視したリーディングを提供していたりもします。
でも、ガイドさんがどんな人だと分かっただけで、何のプラスになりますか?
 
ただの気休めですか?
ガイドさんは、お守りでもマスコットでもありませんよ!
 
仮に、どんなガイドさんか分かったとしても、ガイドさんは魔法使いでもなければ、奇跡の魔術師でもありません。
もちろん自分のしたことを、イルージョンで無かったことにしてくれる訳でもありませんし、自分に代わって何かを実現してくれることもありません。
 
スピリチュアルガイダンスを受けに来られる方の中には、特定の局面や悩み事についての解決策を教えてもらいたい、いわゆる「まるなげ」をしに来られる方が少なくありません。
 
今回のこの方も、職場の人間関係をどうにかしたいと思ってはおられたようですが、最初のお話から察するところ、おそらくその方の周囲の方たちへの態度に「この人たちが嫌い!」という気持ちがありありと現れていて、言葉や表情もトゲトゲしい感じだったりもするでしょうから、そりゃ周りの人たちは不快でしょうし、状態が悪化する一方なのは当たり前です。
 
それって、霊的云々の話ですか?!
 
自分を省みようともせず、人に責任転嫁してばかりいるから真実が見えず、分からないから霊界にお伺い立ててみようなんて、ムシが良すぎます!
 
自分の怠慢は棚に上げ、わからないからって、スピリチュアルと名の付くものに手当たり次第にすがるのはやめてください!
そんな風だから、スピリチュアルがいつまでたっても正しく理解されず、ともすれば、「スピリチュアルは逃げだ!」なんて、根も葉もないことを言われたりするんです!
 
私はスピリチュアリストです。
そんな私が声を大にして言いたいのは、本当のスピリチュアルな生き方は、霊界に視点を置くのではなく、今、この世に身をもって生きている人間が、いかにその人生を生き、一つでも多くを学んでこの生涯を閉じるかということこそが最重要事項だということ。
 
その辺のところを、正しく理解している人がいかに少ないことか・・・
嘆かわしいとしか、言いようがありません。
 
どんな人生を歩むかは自分の責任で、何か変えたいことがあるのなら、それを変えるのも自分。
それをしっかりと肝に命じて、しかるべき覚悟を持って努力しない限り、何も変わるはずがありません!
 
先の返信にも書いたように、私たちは、この世へ様々な体験を通じて学び、成長するために生まれて来ます。
なのに、自分で何も考えず、しようともせず、それで何が得られますか?
 
あーだ、こーだと言い訳しても、惨めなのは自分でしょ?
分かっているけどできないとか、理屈にもならないような言い訳で時間を無駄にするのは、自分への冒涜ですよ!
 
仮に、百歩譲って、人任せでその時はなんとか切り抜けられたとしても、自分でやってないから何の学びも得られていなくて、その結果、また同じことを繰り返す。
 
よく「私、いつも同じようなことばかり繰り返し起こるんです」なんて言ってる方がおられますが、それが正にそのケースです。
 
自分に必要な学びを得るために、本当は自分で課題を決めて生まれてきているのに、それを安易に人任せでクリアしようとか、避けて通ろうとするから、また同じような事が起こるんです。
 
自分の生きざま、自分の人生の歩み方をまずは自身で見つめようとしない限り、何も変わらないし、始まりません。
 
真摯に自分と向き合って、自分は何をすべきなのか、何ができるのか・・・
利己的な意識ではなく、しっかり地に足をつけて、大きく目と心を開いて自分の周囲を見て判断し、行動に移す努力をしてください。
 
そういう「気づき」を得ようという意欲があるからこそ、ガイドさんの存在価値が正しく理解もでき、関係性も深まって、結果、自分の生きる意味や目的が、おのずから明確になってくるんです。
 
最後にもう一つ。
 
私のセッションを受けてくださる方には、必ず事前にセッションに際する留意事項を確認して、同意ご署名をいただくようにしています。
その中には、ご相談内容によってはセッションをお断りする事があること、そしてセッションを始めてからも、何らかの理由で継続が不可能だと判断される場合には、中断させていただくこともある旨の説明があります。
 
今回のケースのような、全く方向性の違ったセッションを要求される方には、せっかく足を運んでいただいても、やむなくお断りすることもあることを事前にご了承いただけますよう、ここに改めてお願いいたします。
 
今日はちょっと辛口のことを書いてしまいましたが、これも愛のムチだと思ってお許しください。
 
テリーでした。