こんにちは。テリーです。
昨年10月にイギリスのAFCで研修を受けていた際、同じコースに参加していたアメリカ人ミディアムのエリー・ドリューによって1つの詩がクラスに紹介されました。
その折にエリーから、日本語に訳して欲しいと頼まれつつも、バタバタしていてなかなか手が付けられず、今になってしまったのですが(汗)
今日は、皆さんにもその詩をご紹介させていただきたいと思います。
本文の後に、この詩に関する説明もありますので、合わせてお読みくださいね。
私は愛 (by エリー・ドリュー & ミンドロル)
私は愛
果てしなき大海のひとしずく
愛から生まれ 愛へと還る
私は愛
愛のしずくは煌めく光に乗り
体験と創造を目的に神の庭へとやってくる
私を包む光は偉大な乗りもの
思考と感情を備えた からだ となって
この世の時を可能にする
愛のしずくは光の中
唯一の教えは私のこころ
私は愛
光が消えるまで輝き続ける
迷いは思考のイリュージョン
時に私は愛であることを忘れ
愛が完璧であることさえ忘れてしまう
体験の場を去るとき 私は再び愛に包まれる
私自身が愛であったことを思い出すために
愛への還元はイリュージョンからの解放
私が愛であるために
愛から来た存在であり続けるために
私は愛へと還る
私は愛
《解説》 私は愛 ~人々の記憶への贈りもの~
「私は愛」は、エリー・ドリューが、当時ホスピスの病床にあった友人ミンドロルのため、瞑想を通じて祈りを捧げていた時にインスパイアされたものである。
エリーによって録音された詩は、ミンドロルの夫ウェインを介して、それからの2日間繰り返し再生され、それを聴きながらミンドロルは安らかに天国へと旅立った。
「私は愛」に特別な意味があることが判ったのは、ミンドロルが息を引き取った直後である。
実は、ミンドロルとエリーの間には、過去世からの深い絆があり、この詩はミンドロルのハイヤーセルフによってエリーに伝えられたものであった。
2人は、「この世に生きる人々こそが『愛』の存在である」ということを、誰もが決して忘れることのないよう伝え続けようと過去世において約束を交わし、その時に作り上げたのがこの詩だったのだ。
そして、このことが明らかになったとき、エリーは「私は愛」がミンドロルの最期に安らぎをもたらしただけではなく、今、この世に生きるすべての人々に大きな意味を持つものであることを実感した。
現在、この詩は、ミンドロルの遺志を汲む多くの人たちの厚意によって、たくさんの言語に翻訳されるに至り、人々が「生命」と「愛」の真実と意味を決して忘れることのないよう、たましいの記憶を呼び覚ます役割を担う存在となっている。