先日、長年の友が天国へと旅立ちました。
3人目の孫の誕生を待たずして・・・
本人、そしてご遺族にも多くの思い残しがあることでしょう。
私は、スピリチュアリストとして霊界というものを理解し、また、ミディアムとして、実際に「たましい」の存在を身近に見て感じとることができる人間です。
ですが、物理的に今までここにあった存在がなくなることはとても寂しく悲しいことであることに変わりはなく、今改めて、人間の感情が理屈では片付けられないものであることを実感しています。
ここに哀悼の意と鎮魂の祈りをこめて、今は亡き友、そしてそのご遺族にひとつの詩をおくりたいと思います。
この詩は、映画「祈り~サムシンググレートとの対話~」のラストシーンでも紹介されました。
A Creed For Those Who Have Suffered
苦しみの淵にいる者たちへ
I asked God for strength that I might achieve.
I was made weak that I might learn humble to obey.
大きなことを成し遂げるために強さを与えて欲しいと神に求めたのに、
謙遜を学ぶようにと弱さを授かった。
I asked for health that I might do greater things.
I was given infirmity that I might do better things.
偉大なことができるようにと健康を求めたのに、
より良きことをするようにと病気を賜った。
I asked for riches that I might be happy.
I was given poverty that I might be wise.
幸せになろうとして富を求めたのに、
賢明であるようにと貧困を授かった。
I asked for power that I might have the praise of men.
I was given weakness that I might feel the need of God.
世の人々の称賛を得ようとして力と成功を求めたのに、
得意にならないようにと失敗を授かった。
I asked for all things that I might enjoy life.
I was given life, that I might enjoy all things.
人生を楽しむためにあらゆるものを求めたのに、
あらゆるものを慈しむために人生を授かった。
I got nothing that I asked for... but everything I had hoped for.
Almost despite myself, my unspoken prayers were answered.
求めたものは一つとして与えられなかったが、
願いはすべて聞き届けられた。
I am among all men, most richly blessed.
私はもっと豊かに祝福されたのだ。
Author unknown
作者不詳
This creed is hung on a wall at a waiting room of the institute of Rehabilitation Medicine, 400 E. 34th St. NYC.
この詩は、米国ニューヨーク市のリハビリ医療センターの待合室の壁に掲げられており、140年前にアメリカの南北戦争に従軍した南軍の兵士が記したものだといわれている。